10月25日に1日防災学校を行いました。全校生徒、地域、保護者の方々と様々な活動をして、防災についての知識を深めました。各学年の発表では、1学年は昨年度作成したハザードマップに今年度新たな情報を付け加え、まとめ直し、島牧の避難場所や避難経路などの発表を行いました。2学年は地震・津波発生時の避難方法や、災害時の人間の心理的な面のまとめなど、より具体的な内容の発表を行いました。3学年は避難所運営について、備蓄されている物はなにがあるか、実際にどのように部屋割りをするかなどを様々な視点からまとめ、発表を行いました。3学年とも自分達の地域の特性などを考えながら当事者意識を持って調べたことで非常に内容が濃く、素晴らしい発表になったと思います。

 各学年の発表以外にも、避難訓練やDoはぐ体験(避難所運営ゲーム)を行いました。避難訓練では、「おはしも」を意識しながら、迅速な避難行動を全学年取ることができていました。また、2学年の発表にあった、避難での留意点を心がけることもできていて、学んだことをすぐに生かしていました。Doはぐ体験では、さまざまな年代、特徴を持った人達を、どのように各教室へ振り分けるか、いまある資源をどのように割り振っていくかなど、班で話し合いながら、真剣に取り組む姿勢がとてもよかったです。Doはぐ体験をする中でも様々な難しさを感じたと思います。感じた事を当事者意識を持ってどのように解決していくかが大切ですね。

 防災学校の最後に、島牧村教育委員会の小野寺教育長、役場の川原さんから講評がありました。どの学年の発表も素晴らしく、とても勉強になる1日だったというお言葉をいただきました。今回1日防災学校を通して、改めて島牧にある災害の危険性や準備の大切さを感じたと思います。自分のいのちを守るために、まず自分が備えること、当事者意識を持って行動することがなによりも必要なことです。学んだことを忘れずに、これからの生活に生かしていって下さい。

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